終わり色々と気になった点を挙げたが、なにも監督兄弟や主要キャストの方、スタントの方、and animater,and animater,and animater,… を、中傷しているわけではない。 むしろ評価していればこそ、レボルーソンの細かいアラが気になるのだ。あれだけの第1作と第2作を作った彼らにしては、肝心の完結編に据わりの悪い点が多く、それは何者かからのお達しで話を急に変えさせられたためではないか、と、わたしは勘ぐっているのだ。 いくら監督兄弟が日本漫画を好きだからといって、大勢のスタッフと共同で作り上げる映画のストーリーを、週刊連載マンガを作る時と同じようにその場の思い付きやら何やらを入れまくってぶっ壊すとは考えがたく、わたしは大きな圧力の存在を想像してしまう。 この映画は数十年に一度の魅力的なもので、何らかのメッセージ性もあると考えられる。この映画が「とりあえず影響力が高い。危険思想をまく可能性が高い」と判断されれば、潰されるだろう。
こんな事を言うわたしは、「この映画を嫌いな奴は皆エージェントなんだー」と極論に走る痛い奴と 一緒なのだろうか、それとも……? ■ ――この文書を読んだ後、レボと前2作とをDVDでじっくりと観てみる事をお勧めします。
|