「アンダーソン君、探したよ」マシンシティーに至ったネオは機械の親玉と交渉を済ませ、大勢のスミスが支配する空間となったマトリックスへ、最後のジャックインを試みた。 大勢のスミスで埋め尽くされたメガシティ、そしてネオと戦う1体が登場。この時のスミスの一言が原作映画と違っている。
原作映画では残りのスミスは棒立ちだったが、今回は少し動く。すなわち、スミスが人垣にぶつかると助け起こし、ネオが来ると泥に突き落とす(笑)。 空中戦が派手に行われ、両者建物に何度となくぶつかる。そのうち納屋のような埃っぽい部屋「スカイバーン」に突入する。
戦いの節目節目で、キャラクターがぶっ飛ばされてスカイバーンに放り込まれたり、わたしが勝手に「キン肉バスター」と呼んでいる強力攻撃を受けてクレーターに叩き込まれたりする。
このときわたしは、最初のアンダーソン君編の事をもやっと思い出していた。あのステージもまた、自力で社屋を脱出しようと思えば出来るようになっていた。 最後のクレーター内で、ネオはずっと謎のままだった究極のキリング・ブロウ「メガ・パンチ」を習得する。例の究極パンチとその後の連打、突き飛ばし攻撃との組み合わせから成る技となっていた。
そしてクレーターのシーンも最後に至る。メガパンチ以外の突き飛ばし攻撃で吹き飛び、クレーターの壁にめり込むスミス。その点は映画同様だが…。軽く放物線を描くのではなく、弾のような凄いスピードで飛んで激突し、地面を突き抜けて百メートルも向こうの方に飛び出しそのまま伸びてしまった。 ■ |