未整理事項

ネブカドネザルについて

 ネブカドネザルとは、旧約にでてくる王の名である。彼は不思議な夢に悩まされる。「悪政をあらためよ」という神からのビジョンだったのだが、難解な夢でなかなかわからない王は解釈を求めてもがき、臣下に当り散らすのである。「夢」というキーワードでモーフィアスとつながるといわれている。
 …ん?ネブカドネザル王は、王は王でもバビロニアの王。イスラエル(ザイオン)を征服した王の名は、ザイオンを守る船の名としてはいかがなものか?「夢の案内者」としてふさわしい名前は、むしろダニエル号じゃないのか?

 しかしわたしはさらに考える。
 ダニエル号ではモロに聖書の布教映画になってしまう。その映画はその道を選択せず、バイブルでは悪役のように扱われる名をも味方キャラの側に包容したと。中身を見れば、ネブカドネザルという名前のほうが的を射ているのだろう。

 では、中身を見ればダニエルよりネブカドネザルの方が本質を突いていると言えるとしたら、どういうことだろう。

 ネブカドネザルはモーフィアスだけではなくみんなで乗るものである。みんなに共通するのは、夢の案内ではなく「ヘンな夢を見たこと」だった。
 第1作で、ネブメンバーは世界の偽善について怒りつつも、「ではどうすれば良いのか」がまだ無かった。「ヘンな夢=今の社会に対する不安感」の正体をつかみきれず、八つあたりしているネブカドネザル王だったのかもしれない。 そしてそのままの勢いで闘いつづけ怒り続ければ、行きつく先は単なる征服者だったのかもしれない。

 …あ、ああーっ!!そういえば、アンダーソン君が「救世主システムの真実」を皆に話してやったり現実世界でも奇跡を起こしてしまったりした日、ネブメンバーがみんな成長した日となる筈だった日、ネブカドネザルという皮肉な名前の船は、つぶれた!!!

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